上水道・下水道を問わず、あらゆる社会資本整備で最も大切なのが基本計画の策定です。 その地域ごとに住む人も違えば文化や営みも異なり、地形や気候も様々で、地域によって求められるものが大きく
異なるからです。
私たちが携わる「コンサルティング」では、求められる社会資本整備とはどんなものか、それをどう作ればよいか、
そのためには何を優先して考えるべきかなど、その後の成果を大きく左右する「基本計画」の策定を行います。
「基本計画」の立案は最もノウハウを必要とする作業。私たちが培った長年の実績が最大限に生きる分野です。
その地域に相応しい施設とするには、規模や性能だけでなく、イニシャルコスト・ランニングコストなど、 ライフサイクルコストを考えることが大切です。「基本計画」をもとに詳細計画を詰める中でコスト面にも配慮し、
工法・工期などを決定。具体的に工事を実施するための「設計」を行います。
地震や集中豪雨等の自然災害対策や老朽化対策といった高度な業務にもしっかりとお応えすることができます。
上水道・下水道の施設は完成後には見えない部分が多いだけに、工事段階での施工監理が重要となります。私たちの強みは、基本計画から維持管理までのトータルマネジメントであり、目的とする施設の重要なポイントを的確に把握できていることです。依頼者と施工業者の間に立ってコミュニケーションを図り、より確実な施工監理を実現します。
「基本計画」の立案と、様々な調査・分析は切っても切れないものです。
地形の測量、土質や地質の調査、あるいは人口や水量の予測など、自然条件と社会条件を的確に調査します。そうすることで、ライフサイクルコストを考えた社会資本整備が可能となります。
長年に亘り、計画・設計・施工・管理などを行ってきた私たちは、本当に必要な調査・分析を的確に行うことができます。
その時代に応じて、求められるニーズは変化していきます。 昨今の厳しい財政状況の中では、 これまで積み重ねてきた社会資本をより効率的かつ有効に活用していくことが求められています。社会資本の運営管理における
官民連携などの「社会資本整備」はもとより、有効でないものは思い切って廃止するなど、 将来を見越した取り組みが必要となります。私たちはパートナーとして、
培ったノウハウを基盤に、その事業の有用性を追求しています。
私たちは施工後の「維持管理」を基本計画の立案時から考え、施設のライフサイクルを踏まえた提案を行っています。これにより事業の公正性及び透明性を確保しつつ、「設計思想の正確な伝達」による点検・補修を行い、長期的な品質確保やコスト縮減にも繋げています。また、徹底した「予防保全」の考え方で、
公共構造物の耐震補強などのニーズにも応える、高度な維持管理を行っています。
〒520-0043
滋賀県大津市中央1-6-11
TEL 077-524-1411(代)
FAX 077-524-1412(代)